『Rで学ぶ確率統計学一変量統計編』を読んだ感想
- 2020.05.06
- 書評
長い休みを使って統計学の基礎を復習しようと思い、この本を読んでみました。 ちなみに、本書はTJO氏のブログで以下と紹介されています。 東大出版会シリーズとほぼ同等の理論的な解説を伴った上で、Rでそれを現実のデータに対して実践するとどういう結果が得られるか?を丁寧に例示しており、今後の統計学テキストの新たなスタンダードになっていくのではないか 出典:https://tjo.hatenablog.co […]
データサイエンス(統計解析や機械学習など)に関する情報を発信します
長い休みを使って統計学の基礎を復習しようと思い、この本を読んでみました。 ちなみに、本書はTJO氏のブログで以下と紹介されています。 東大出版会シリーズとほぼ同等の理論的な解説を伴った上で、Rでそれを現実のデータに対して実践するとどういう結果が得られるか?を丁寧に例示しており、今後の統計学テキストの新たなスタンダードになっていくのではないか 出典:https://tjo.hatenablog.co […]
遅ればせながら読みました。 本書は各効果検証手法の説明が丁寧で、実サービスで運用する際の注意点も詳細に書かれています。 因果推論系の本を読むのは初めてでしたが、私のような入門者や実サービスへの導入を検討している方にも有用な本だと思いました。 また、因果推論のアプローチによって経済的な事象の効果を評価する計量経済学という分野にも興味が湧きました。 本書では、RCT(randomized contro […]
最近、日経の『「ソニーの車」を生む革命 ブロックチェーンの可能性』というニュースを読んで、ブロックチェーンが気になっています。 中国ではコロナ禍以降、ブロックチェーンをベースにしたアプリが多数生まれていて、中国政府も積極的に推奨しているのだとか。 (ブロックチェーン技術の客観性、安全性、信頼性が中国製品やサービスへの信頼復活のチャンスになると考えているらしい。) ということで、まずはブロックチェー […]
KindleのUnlimitedの対象になっていたので読んでみました。 多くの企業がこぞって「働き方改革」を推進する昨今、確かに会社の制度として労働時間が厳しく規制されてきていると感じます。 しかし、仕事量は労働時間を規制する以前とは変わらないため、結局、会社に申請せずにコソコソ職場に居残って仕事したり、家に持ち帰って仕事したりと闇残業を助長しているように感じます。 そういった、職場に蔓延る長時間 […]
先日、AmazonでKindle本を物色している際にこの本がレコメンドされていました。なかなか高評価もついていて気になったので読んでみました。 筆者は精神科医で、巷にあふれている精神論を唱えた本とは一線を画し、科学的な根拠を示しながら緊張への対処法を紹介していきます。 例えば、馴染みのある緊張を緩和する方法としては「深呼吸を繰り返す」とか「人という字を掌に書いて飲み込む」などがありますが、そういっ […]
つい先日、データエンジニアの方と「データサイエンス組織はプロダクトの開発でどこまで責任を持つべきなのか」という話をする機会がありました。 組織が大きくなり、エンジニアリング/サイエンスの分業が進んでいるからこそ、その境目に関しての議論が出てくるのでしょう(おそらく今後も)。 その際、データエンジニアの仕事、ひいては、データ分析/機械学習プロダクトの開発や運用の全体像をきちんと把握していないと、実り […]
以前から気になっていた本ですが、ようやく機会があって読みました。 プロダクトの施策に関わるデータアナリスト/サイエンティストとして、もっと早くに読んでおくべき本だったと思いました。 以下、本書を読んで思ったことです。 ダメダメなKPIを設定しているケースは本当によく見かける 本書では、「ダメダメなKPI」を設定しているケースとして以下の3点が挙げられていました。 ①たくさんの数値目標を設定している […]
会社のマネージャーや同僚に勧められて読んでみました。 『ビッグデータ探偵団』というザ・ITワードには似つかない可愛らしいタイトルに遜色なく、データ分析に携わる方から現場の営業の方まで幅広く読むことができる本だと思いました。 ざっくりと内容を説明すると、Yahoo!ビッグデータレポートチームが自社サービスであるYahoo! JAPANで蓄積している膨大な検索データをもとに、老若男女問わず「なるほど〜 […]
前から気になっていた『データは騙る』を買って読んでみました。 海外の著者の翻訳本のため、海外の研究・論文事例が多くて、私含めて日本人にとっては即座に理解しにくい箇所が多いです。 しかし、今後自分がデータ分析していくなかでの自戒であったり、第三者の分析結果を批判的にみるための良い契機となりました。 本書を読んで特に良いキーワード(自戒や他者の分析批判に活かせる事項)は以下になります。 自己選択バイア […]
久々に書評を投稿します。 実はこの本が出版されてすぐ、本屋の平積みにあったのを気まぐれに買って読んでいたのですが、内容がサッパリ頭に入っておりませんでした。 今になってふともう一度読んでみようかと思って読み直してみると、なかなか良書でした。 タイトルはとっつきづらいですが、内容はそんなこと一切なく、今後の自分の人生におけるあらゆる意思決定の精度を向上できたり、また、後悔のない意思決定ができるように […]