『とある弁当屋の統計技師(データサイエンティスト) 2 ―因子分析大作戦―』を読んでみた

先日、『とある弁当屋の統計技師(データサイエンティスト) ―データ分析のはじめかた―』の書評を投稿しました。 今回は、その続編である『とある弁当屋の統計技師(データサイエンティスト) 2 ―因子分析大作戦―』の書評です。 本作品のストーリーは、新米データサイエンティストの二項文太が、クライアントの娘である正規乱子が在籍する高校のクラスの、期末試験の平均点を上げるために奮闘するというものです。 試験 […]

性格ではなく、行動を変えよう!

思うところがあったので、こんな投稿をしてみます。 結果の原因は性格にあるのではない。 行動にあるのだ。 結果を性格のせいにしても何も変わらない 約束の時間に遅れたとき、仕事でミスをしてしまったとき、すべての原因を自分の性格だと思っている人がたくさんいます。 例えば、「私って時間にルーズな性格なの♪」とか、「私って小さいころからずドジなの♪」など。 ですが、いざ改善しようと思ったとき、簡単に性格って […]

kindleはじめて、早3ヵ月。冷静にレビューします。

kindleを購入してから3ヵ月が経過しました。 中学から読書をはじめて、それ以来ずっと紙の本の虫でした。 そんな僕にとって、kindleで読書することにはかなりの心理的障害がありました。 ですが、通勤の満員電車の中、紙媒体の本を片手に読書するのは至難の業。 kindleなら満員電車の中でも快適に読書できるのでは?ということで、購入してみたのでした。 kindleのメリット kindleを使い始め […]

現場で使える!2つのグループにおける比率差の検定

今回はPDCAサイクルの検証フェーズで良く用いられる、統計的仮説検定、特に比率の検定について投稿します。 比率の検定は、DM開封率や視聴率などの指標を、KPIに設定している場合に使います。 統計的仮説検定が使われる理由、それは、料金設定や広告、PR活動などのマーケティング施策が、その指標に影響を与えているかどうかを数学的に検証できるからです。 施策実施の前後で、DM開封率や視聴率などの指標に差があ […]

『とある弁当屋の統計技師(データサイエンティスト) ―データ分析のはじめかた―』を読んでみた

ここ最近、書店の理工系の数学書コーナーに、データ分析・統計解析関連の本が多くなってきたなぁと感じます。 さて、先日書店に行ったとき、『とある弁当屋の統計技師(データサイエンティスト) ―データ分析のはじめかた―』という、表紙にキャラがデザインされた、可愛らしい本を見つけたので思わず買ってしまいました。 新米データサイエンティストの主人公が、鉛筆ナメナメのまさに経験と勘に基づく経営をしている弁当屋の […]

プロ野球の規定打席数は「大数の法則」で裏付けできる?

手始めに、統計理論の投稿をしてみます。 今回のテーマは、統計理論でも超有名な「大数の法則」です。 今夜CSの中継もありましたし、プロ野球の規定打席数との関係を説明します。 まずは、大数の法則をざっくりと説明し、そのあとで、プロ野球の規定打席数の定め方が、「大数の法則」に則っていることをシミュレーションにより確かめます。 大数の法則とは 一言でいえば、次の通りです。 試行回数を増加させると、真の成功 […]

ブログ立ち上げのご挨拶

気ままにブログを立ち上げてみました。 ブログを立上げた理由、それは。 自分の発想や意見、所感をアウトプットできる環境を作りたかったから。 僕自身の生活圏の狭さ、そして、表面的な人間関係を築いてしまうことが多いからでしょうか。 日々の業務やプライベートを通じて感じたことや発信したいことを共有する機会が、圧倒的に不足していると強く実感しています。 外部に触れられていない内なる思考は、概して偏りがちです […]

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